4勝1分1負の18位ノリッチとの一戦。
代表ウィークを挟み、2週間ぶりの再開です。
前節まで首位だったとはいえ、
たとえ下位とのゲームでも
しかし、終わってみれば4-1の圧勝劇。
アーセナルの横綱相撲で幕。
慢心も気の緩みもなく、
リプレイ必至の一撃を含む
大勝利に沸いた最大の要因は?
それはもちろん、
攻撃陣が軒並み絶好調だったというほかありませんよね。
ジルー以外はゴール。でもジルーがいなければこの勝利はありません |
文句のつけようがありませんとは
まさにこのことです。
パスミスからのピンチこそありましたが、
フットボールはミスが起きて当然のスポーツですから、
この結果を前にして悪かったところを語るのは野暮でしょう。
そう、圧巻だったのは、先制点の取り方です。
いかにプレミア随一のパスフットボールを魅せるアーセナルとて
毎試合できるものではないでしょうね。
他チームでは試みることすらできないかもしれません。
全攻撃ユニットの長所が凝縮した
ハイクオリティでエレガントな、
ウィルシャーによる綺麗なフィニッシュでした。
ジルーは無得点が少し続いていますが、
ポストワークや制空権争いは完璧。
数字という結果こそ後一歩であるものの、
この後に述べるエジルやラムジーのレーティング
に次ぐ高評価をキープしており、
首位まっしぐらのガナーズの一端である
のはもはや疑いようもありませんね。
エジルにも2ゴールが飛び出し、
連戦の疲れを考慮されたラムジーは
途中出場でありながらこの結果です。
※脳震盪で交代したフラミニの後遺症が
後を引かねばいいのですが…。
技巧派MFカソルラにとっての復帰戦でもありましたが、
何事もなくスムーズに溶け込んでおり、
心配は杞憂でしたね(苦笑)
我が軍に色んなマークがついてますね。結果を残してる証拠です |
両軍のデータです。
オフェンスの好調ぶりが目立ちまくるガナーズですが、
シュート数20、枠内11、内4ゴール。
2本中1本は枠を捉え、
その1本はほぼ3割の確率で
ゴールラインを超えてるわけです。
※7.1の高評価を得ている相手GKの
好セーブがなければ、
ガナーズの得点は4点以上は確実でした。
ポストにも一回当ててしまってますしね。
アーセナルはカウンター志向の
フットボールではないだけに、
ポゼッションが相手を上回ったり、
決定機が多いのは必然なのですが、
それにしても相手GKからしたら
悪夢以外の何者でもありませんね。
ゾーン状態継続中のラムジーのフィニッシュも
やはりスペシャルでした。
PA内でウィルシャーからパスを受け、
相手DFを完全に手玉に取ったフェイント2連発で
敵ディフェンスの無力化に成功。
あとはシュートを打ち込むだけ。
ゾーン、恐るべしです(笑)
センターハーフでありながらこれで9ゴール。
これだけのハイペースで点を奪いまくれる
中盤のプレイヤーは、
現時点では地球上でラムジーだけです。
ギブスと並び、タックル数もチーム最多の5。
今節は特に、
エジルもジルーもMOM候補だったと思いますが、
やっぱりラムジーお前しかいないわ!
ってところでしょうか(笑)
空中戦こそ分が悪かったわけですが、
地上戦はほぼ制圧していたからこそのこの結果です。
テクニックに優れるカソルラとエジルの共演。
推進力溢れるラムジーとウィルシャーの若き才能。
その後ろをベテランのフラミニとアルテタが全方位にカバー。
どこからでも点が取れて、
守備範囲が広いアーセナルの中盤は
いまやどこに出しても通用するほどの
タレントがひしめき合っていると言えます。
けが人が全員戻ってくれば、
スタメンはおろかベンチさえ欧州最高クラスの
陣容を誇れるのも頷けます。
さて、前節のWBA戦で連勝は一旦ストップしてしまいましたが、
休み明けの一戦で危なげない勝利をもぎとれたことにより、
22日にあるCLグループリーグ最大の一戦
対ドルトムント戦に弾みをつけるものになりました。
負傷者続出でどこかデジャブを覚えざるを得ない
ドルの戦前情報ですが、
弱点を叩かずして勝つことこそ相手にとって非礼。
思う存分にホームエミレーツで、
敵意を喪失させるほどのアーセナル劇場を披露してもらい、
グループの首位通過を
確実なものにしてもらいたいと思います。
キャプテンのアルテタの意識はすでに22日に注がれているようですね。
勝って兜の緒を締める。
キャプテン、流石です。
応援してくださると励みになります^^
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