明日はラムジーの古巣であるカーディフとの対戦。ウェールズの首都に位置するこのクラブに彼は育ててもらい、現在は首都ロンドンに本拠地を持つアーセナルが二十歳を過ぎたばかりの彼の新しいマイホームになっています。失礼を承知で言うと、カーディフの環境下では彼の現在のワールドクラスに匹敵する輝きは見られなかったかもしれません。
その意味では何も若かりしラムジーに光るものを見たのは我らがボスだけでなく、カーディフの会長もそうであったのかもしれません。しかし、相手が格下であろうが全力で戦いに挑むのが礼儀というもの。情けは無用です。癌で闘病中のMBEに捧げる結果とは「勝利は調和の中から生まれる」ものでしかありえません。