このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

11/01/2013

青い目をした次代のヤングスター

主将のトッティ抜きでローマがセリエA新記録の10連勝を成し遂げたとか、スペインのクラシコではバルサがマドリーを蹴散らしたとか、CSKA本田の今冬のミラン入りがようやく確実となったとか、FIFAバロンドールにエジルが選出されただけでなく、FIFA年間最優秀監督賞では我らがボスもノミネートされたとか、フットボール界は日々色んなニュースで満ち溢れていますね。


そしてご多分に漏れず、我らがガナーズ関連のものでは、20歳以下に与えられるゴールデンボーイ賞に総勢40名の中からなんと3人が選ばれています。開幕戦で怪我を負い現在リハビリ中のオックス(英)とこちらも怪我で出場機会はゼロの新規加入のサノゴ(仏)、そして成長著しい新鋭のグナブリー(独)です。

シャルケの若大将。次のステップに青い目はどこを見てる?
2006にはセスクも受賞したことのある由緒正しき同賞です。新しいところで言うと、'11ではドルトムント時代のゲッツェ、'12ではマラガ時代のイスコが一位に輝いていて、現在ではみな各国リーグのトップクラブの主役級です。


今回の40名は20歳以下とあり、実際のプレイを見たことも名前も聞いたこともないプレイヤーが複数いて正直語れるレベルにないのですが(苦笑)。


そこをあえて主観と偏見でいくと、エバートンのルカク、ユベントスのボグバ、シャルケ04のドラクスラー、アーセナルのオックスの4名が、この中でも上位にリストアップされているかな~と勝手に考えてます。


この4者以外だと、やはりユナイテッドのヤヌザイが急速に超優良銘柄になりつつありますが、同賞に輝くだけの実績は、残念ながらまだ足りていないのではと思います。低迷を続けていたユナイテッドの息を吹きかえらせるきっかけとなった彼ですが、脚光を浴びたのは本当につい最近の話ですからね。


ただ、今のパフォーマンスを通年通すことができれば、来年のゴールデンボーイは彼のものになる確率が非常に高いと思います。モイーズの信頼は勝ち取っているおそるべきヤヌザイはまだ若干18歳。受賞対象外になるまで、まだ二年もありますから。


多分この年でこれだけ影響力のあるプレイヤーは今どこを見渡しても存在しないのではないでしょうか。ベルギーはどうなってんだ?!ってくらいに、他国が羨むほどのプレイヤーをたくさん輩出していますね。ルカクもベルギー国籍ですし、この勢いはまだ続きそうです。


では話を戻し、参考までに少しデータを。


ルカク 出場数50 ゴール22
ボグバ 出場数30 ゴール5
ドラクスラー 出場数84 ゴール13
オックス 出場数42 ゴール3


個人的にですが、選ばれるのはユリアン・ドラクスラーと予想します。またドイツですね(笑)


何かと当ブログではドイツブランドを多く扱ってますが、ここまでくるとブンデスリーガの記事でもたまには書いてみようかなと思うくらいです。


内田篤人と同僚の20歳の若き10番は、シャルケの下部組織出身で同クラブのアイドルでもありシンボルです。破格の移籍金を用意したマドリーとシティからの勧誘を断り、シャルケに留まった男気と忠誠心に溢れる生粋のシャルケっ子です。そういうメンタルがすごく好きです(笑)


始めてみた時はあまりに童顔でびっくりしました。長身で線の細さを感じさせますが、屈強の男たちが多く在籍する名門が選んだのですから、それだけの理由が彼にはあるんでしょうね。何よりスター性があります。マドリーのレジェンドであるラウルも彼のことを手放しでベタ褒めしてますしね。


レンタル中のルカクも完全移籍を果たしたボグバも、古巣では泣かず飛ばずでしたが、職場が変わってから水を得た魚のように強烈な印象をプレミアとセリエAに残しています。


ただやはり他の三名と違い、ドラクスラーには一貫性があるんですよね。二十歳にして84試合はなかなか到達できない数字でしょう。ちなみにセスクはアーセナルに移籍してきてから最初の一年目だけです。出場機会がなかったのは。


それ以降はフル試合出場が当たり前の領域になってきており(怪我にも悩まされましたが)、ゲッツェやイスコ、メッシ、アグエロなどのそうそうたる受賞者を並べてみると、やはり出場数の多さというのは指揮官からの絶対の信頼があるからなせるわざで、大きな選考基準の一つかなと思います。


FWではないので、ゴール数は多くもないが少なくもないという感じでしょうか。ゲッツェと並びドイツの至宝と称されるそんなドラクスラーですが、ベンゲルも彼に興味を抱いているというニュースが出たりしていましたね。もちろん私も彼がガナーズの一員になってくれると楽しみがさらに増えるのでウェルカムですが、もう数年はシャルケの若大将としてブンデスで暴れて欲しいと思います。


2650万ユーロの価値がすでについてる彼が、数年後どのクラブを活躍先に求めるかは分りませんが、その時アーセナルが彼が選んでくれるだけのクラブの格というものを、持ち合わせているだけの歴史と栄光を積み上げてくれていればと思います。


やはりトッププレイヤーに好かれるクラブには、尊敬される格があると思いますからね。しばらくタイトルから見放されているガナーズですが、それでもユナイテッドに次ぐブランドがあると信じていますし、今期優勝できればその価値は一気に急上昇するに違いありません。


エジルに続くワールドクラスの加入はいつになるか。様子を見守りたいと思います。






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