翌朝の最悪のテンションが試合内容を詳細に確認することすら拒否するのですが、
この結果を受けても不思議と気分が落ち込みすぎない
ランキングに参加しています右の人に決勝点を奪われました…。やっぱりスゴイですね。 |
戦前にはアーセナルがいかに有利な立場にいるかと
ブログで散々書いていましたが(苦笑)、
そしてそれは客観的に見ても事実かと思うのですが、
割と平気なのは、思うにおそらく突破の可能性が潰えたわけじゃないからで、
プレミアの首位にいるという久々に噛みしめられる到達感が
嫌な気分を中和してくれているのかもしれません。
展開しているフットボールも古き良きアーセナルスタイルで勝ち進めてますからね。
ただまあホームで負けてしまったのは動かしようのない手痛い事実なので、
どれだけ強がったところで都合の良い解釈に過ぎないのは百も承知なのですが。
お互いのフォーメーションも4-2-3-1とかっぷり四つでぶつかり合った
この一戦ですがほぼ一進一退の攻防でした。
けれどホームの利のおかげか、
自分たちのスタイルへの自信か、
アーセナルは自分たちのポリシーであるコンビネーションプレーを頻繁に見せていましたし、
手負いの強豪相手とはいえチャンスの数もありました。
前半ロシツキー、後半カソルラで一度ずつポストとバーを強襲していますね。
もちろん我らがガナーズも強豪中の強豪。
相手は似たようなスタイルのフットボールを特徴とするドルトムント。
どちらに勝利の女神が微笑みかけてもおかしくないくらいの、
見ている側は心臓に悪すぎる白熱の接戦となりました。
試合データをおうと、
ポゼッションはガナーズ57.6%のドルトムント42.4%で、
パス総数は634に対し467。
アーセナルのフットボールはできていましたが、
アウェーチームに付け入る隙を多く与えてしまったことは要反省でしょう。
ほぼ似たような数字ですが、ガナは右サイドからの攻撃が目立ちました |
唯一完全に敵を引き離していたのは空中戦くらいでしょうか。
やはりジルーの制空権争いはワールドクラスであることが図らずも証明されましたね。
ただし、多くのレビューを参照しましたが、運動量では負けていたようです。
これまでに幾多のチームを飲み込んできたドルトムントの十八番である
ゲーゲンプレスの凄まじさをまざまざとエミレーツのピッチ上で見させてもらいました。
驚いたのはラムジーの痛恨のボールロストです。
これまでチームを引っ張ってきたラムジーが奪われたことが痛かったのは確かで、
それにより招かれざる先制点を与えました。
これは前半16分の出来事で、この後のペースをしばらくの時間握られてしまいました。
彼の採点も最近では見ない低さ(それでも7.06ですが)でしたね。
サニャからのクロスをジルーは無人のゴールへボレーで取り返しましたが、
エジルやウィルシャーなどが期待された輝きを放ちきれていなかったのは
よほど研究されていたのか、よほどコンディションが悪かったのか。
おそらく前者でしょうね。
ただただ、ドルトムントが強者であり、フットボールも強かった。
昨シーズン前に連覇した強さはやはり伊達じゃありませんね。
負け惜しみではなく、拍手でたたえられるのはウィナーだけではありません。
グッドルーザーである我が軍も拍手でたたえたいと思います。
この結果を受けて、
死のグループFは3クラブが勝ち点6で並ぶ大渋滞になりました。
※勝ち点0のマルセイユは3戦全敗なので勝ち抜きは厳しいでしょう。
そして、グループ首位はドルトムントに入れ替わりました。
それを得失点差1で追う形になったアーセナルと
得失点差0で肉薄するナポリが続きます。
これにより対戦相手は一巡し、フランスのチームを除き、
若干の有利不利はあれど、当初のようにまたスタートラインからの争いです。
あと3回激突します。
いやーでも、次はリベンジですね(笑)
やられっぱなしはよくありませんから。
もうこうなったら、グループの一位と二位はガナーズとドルトムントになってもらって、
三度あいまみえた決勝のリスボンで叩き返してほしいです。
これこそが最高のリベンジかと!
応援してくださると励みになります^^
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