このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

12/31/2013

Arsenal Is On Fire!!、年末のご挨拶

日付が変われば2014年が始まります。私がこのブログを初めてまだ四ヶ月。毎日更新を心がけていますがなかなか難しかったりしますが、ものぐさな私がここまで続けていられるのも、大好きなアーセナルがそこにいるからです。たくさんの方々に訪問していただき、私が書いた記事を見ていただけました。感謝です。アーセナルと共に未来へ走りましょう!


今更になりますが、人気記事は左のサイドバーでご確認いただけます。全体的に『雑感』というカテゴリーが上位に来ていることから、当初の予想に反して、いささか主観に基づきすぎるコラムが多くの方に読まれているのだなと思いました(笑)。需要が高いのは、試合の振り返りではなく、雑感。それが分かったことは収穫ですし、来年に向けての当ブログの方向性が決まりました。


最初はマッチレポや選手紹介のブログにしようと本当に決めていたのですが、どうもそれが苦手と分かり、何のアナウンスもせず途中から完全に放棄していました。アーセナル関連のブログは私以外にもたくさんありますし、それぞれ素晴らしいものが多く、マッチレポなどは私がここであえてやる必要性は薄いかなと感じたことも理由としてありますね。


またブログの中では客観的なデータをできるだけ取っていますが、勘違い!も多々ありますし、事実誤認も後から見返せば結構発見できてしまっています。後から修正することはしませんので、そのままにしています。性分がおっちょこちょいなので、気をつけても、多分この傾向は来年もあまり変わらないと思いますので、そこはご勘弁くださいませ(苦笑)


これからはより『雑感』を派手に打ち出していきたいと思います。もちろんグーナーですので、アーセナル成分多めで。


それでは今年もお世話になりました。2014年も、『Arsenal Is On Fire!!』を宜しくお願いいたします。 

v ニューカッスル (BPL) ~プラハの風~

アーセナル、数年ぶりの首位ターンです。ミッションコンプリート。プレミアには首位で前半戦を終えたチームは優勝するというジンクスがあるのを、今はただただ信じたい気持ちです。自分たちの頭上には誰もいませんし、何者も追いかけていません。


あとどれだけ手を伸ばせば、欲しかった優勝という二文字にたどり着くことが出来るのか。さあ、近年、ユナイテッド、チェルシー、シティーの3チームだけでトロフィーを独占してきた高くて厚すぎる壁に、たくさんの想いが込められた赤い大砲を向け、遠くまで見通せる綺麗な風穴を開けてしまいましょう。

12/27/2013

v ウエストハム (BPL) ~16m級09マグナム~

敵地アップトンパークでの戦いとはいえ、格下のウエストハムを押し込めないのが現在視界不良のアーセナルです。シティー、チェルシーとの上位攻防戦から顕著になり始めた閉塞感を持ちながら観戦したグーナーも実のところ多いのではないかと思います。ただ、これ以上負けられるわけもなく勝利は至上命題の中、後半20分、彼が出場しただけで明らかに空気が入れ替わりました。

12/25/2013

v チェルシー (BPL) ~要塞から飛び出してきたライバルとのHard Fight~

悪くはないがリズムが良くない。チェルシー戦の印象です。試合後なので言い訳に過ぎないかもしれませんが、今のガナーズ事情を考慮するとドローでも評価できると言えるかもしれません。身内びいきと言われるとそれまでですが、この甘めの評価は特に強敵相手に勝利を期待しずらいためです。グーナーとして辛いところです。チェルシーも万全ではなかったですし、エミレーツでの試合でしたからやはり勝ち点3は欲しかった。しかしそれでも、われわれは前は向かねばならないですね。

12/23/2013

プレミアのスターダムを駆け上がる異能たち

暫定ですがリバプールとシティーに交わされ、3位となった我らがアーセナル。久しぶりに自分たちの目の前に誰かがいる状況が生まれ、たった一試合分の勝ち点の中に、強豪数チームがひしめきあうプレミアの熾烈さを再認識した次第です。もうすぐ山の中腹にたどり着こうとしているプレミアの日程ですが、ゲームを詰め込みすぎな無茶な日程のおかげで、やりくりが大変です。


ターンオーバーしすぎると返り討ちに合うのがこの国のリーグの特徴ですが、今期、それをどこ吹く風と言わんばかりに(ほぼ)順風満帆を謳歌する二チームが存在します。プレミア第17節アーセナル対チェルシーが始まる前に、すでに終わっている他会場の第17節を、シティーとリバプールの2チームに絞ってふり返ってみましょう。

12/22/2013

v チェルシー (BPL) ~フォワード対フォワード~ 試合前日

モウリーニョがチェルシーの監督に就任して以降、アーセナルとの対戦成績は全勝。チェルシー、インテル、そしてマドリーの偉大な3クラブに悲願のタイトルをもたらしたポルトガル人の最高指揮官は、ベンゲルに一度たりとも負けたことがないというのです。だからこそ、17年目に突入した長期政権を敷く我らがボスに華を持たせてやりたいという思いはグーナーにとって共通する思いかもしれません。


サニャやロシツキー、ホームグロウンの若き選手たちにとって、チェルシーは倒すべき相手である一方で、セスクやロビンを擁しても倒せなかった手強いライバルです。同じイギリスの首都に本拠地を持つ者同士、どっちがロンドンの王なのか、戻ってきた稀代の策士が率いる青のクラブに教え込むために、明日の勝利はプライドをかけた一戦になるでしょう。

12/21/2013

元旦まで続く激戦必至のバトルロワイヤルをアーセナルは抜け出せるか?!

クリスマス前に病院を慰問する光景がアップされたり、仮装パーティーで楽しむ選手たちや、レジェンドアンリのインタビューが行われたりと、良い意味でのマイペースぶりが公式サイトを通じて伝わってきます。こうして息を抜くことは大切ですね。特に激戦に次ぐ激戦を乗り越えてきた彼らですから、元旦のカーディフ戦から始まる後半戦に備え、年末最後の休暇で思い思いにリフレッシュしてもらいたいところです。

12/18/2013

ウィルシャーは1人の勇敢なライオンになるか1人の愚かな若者になるか

ウィルシャー今何かした?すぐにカメラから外れた一瞬の出来事だったため、大して気にも留めていなかったのですが、先日FAからイエローカードが入りました。くだんの中指問題です。また余計なことをとため息が漏れます。褒められた行為でないのは事実ですが、ただ私はそういう勝気な性分が嫌いではありません。次節チェルシー戦アウトなのはほぼ確実なので、自分のおろかな振る舞いのせいでチームに迷惑をかけてしまったのはいただけませんが。

12/17/2013

DEAD OR ALIVE!! ARSENAL IS…

スイスはニヨンで行われたチャンピオンズリーグベスト16の組み合わせドロー。その結果、二位通過のアーセナルの相手は、シードされた欧州覇者のバイエルン・ミュンヘンとなりました。二年連続同じ相手だとしても、奇しくもという言葉を使うことすらもはや適さない感じがするドローとなりましたが、上のお偉方の思惑でクラブ同士の因縁をぶつけさせあっているのはもはや恒例行事ですね。


とはいえ、欧州の16強となると、いつもと同じ顔ぶれが結集するのは至極妥当な話で、今回の結果を受けても、特別な驚きはないどころか、王者を倒せる絶好の機会と前向きに捉えています。

12/16/2013

v シティー (BPL) ~終わりにして始まり~

Top Of The Leagueだから良い内容のフットボールを演じなければいけない、たとえそれがホームでもアウェーでも。いえ、そんなことはありません。スアレス擁するリバプールに勝ったから首位に立てたわけでもなければ、ノースロンドンダービーを制したから一位につけているわけでもありません。シーズン折り返しも間近に迫り、第17節を終えた時点で勝ち点が一番多い結果がこの順位を作っているに過ぎません。

12/14/2013

v シティー (BPL) ~エティハドを攻め落とすために~ 試合前日

ベンゲル監督の前向きな思考には、フットボーラーでない私でも見習えるところがたくさんあります。いつ如何なる時でも、どれだけのプレッシャーが押し寄せようとも、発信される言葉は常に力強い。勇気づけられるのは何も選手だけでなく、彼を支持する全世界のグーナーとて同じでしょう。


疑惑のジャッジや過密日程などに不平不満を漏らすことはあっても、弱音を吐くことを決してしないのがアーセナルのボスです。最高指揮官のいらだちや弱気はすぐにチームに伝播するもの。今期ユナイテッドを率いるモイーズのそれを見ていれば分ります。しかし、彼のポジティブな雰囲気がまたチームを盛り上げるのに一役買っているんです。我らが指揮官は戦術だけではない、優秀なモチベーターでもあるのですね。

12/13/2013

v シティー (BPL) ~エティハド攻略戦~ 試合前

プレミア第16節のマンチェスターシティ戦を前日に控えました。場所はエティハド。チャンピオンズの興奮も冷めやらぬ中での次のビッグマッチは勝ち点30を持つ現在3位との直接対決です。敵地の勝率が悪いという内弁慶を露呈しながらも、ホームでの戦績は全勝を誇るこの水色のクラブを指揮官ベンゲルはどう叩きに行くのか。


コロ、アデバヨール、ナスリ、クリシーと主力が軒並み彼の地に戦いの場を求め、レジェンドのビエラも含めると最大で5名の元ガナーズが在籍。他クラブ以上に様々な因縁がうずまく中、迎えるは無敵のシティー戦。アウェー勝利数でプレミア記録を塗り替えたガナーズがエティハド攻略戦に挑みます。

12/12/2013

v ナポリ (CL) 2ndレグ ~残酷な仕打ちの果てに待っていたもの~ 

勝ち点12を得ていながら自分たちの未来をコントロールできなかったナポリに敬意を表します。これ以上の勝ち点の上積みも得点の上積みもできないグループリーグ最終節、ホームのサン・パオロで3点必要だった彼らが攻めてくることは自明でしたが、耐えきったアーセナルにも敬意を表します。


これだけ競ったグループは誰かが必ず涙を流します。1強3弱でも、2強2弱でもなく、始まる前は各国の猛者が集った完全なる4強。結果マルセイユだけが勝ち点0に終わり、他の3チームは横一線の勝ち点12。しかし、天国と地獄の間に明確な線引きを行い、未来の行方を決めたのは両者の得失点差でした。

12/11/2013

v ナポリ (CL) 2ndレグ ~スパニッシュカウンターの使い手~ 試合前日

二週間ほど前に行われたドルトムント戦を落としたナポリとの対戦がいよいよ明日に迫ってきました。ドルトムントが同じ勝ち点9に浮上し、最終節まで誰が勝者になるのか分らないという、もつれにもつれた大混戦模様が生まれましたね。アーセナルがチェックメイトしていることに変わりはありませんが、もう一つの試合マルセイユ対ドルトムントの結果も気になるところ。


どこがいち早く抜け出すかに注目していましたが、やる側にとっても見る側にとっても、ここまで心臓に悪い状況が明日まで続いたのは、やはり死のグループの名に違わぬ実力伯仲のクラブ同士が好ゲームを演じたがゆえです。しかしそれもこれも、明日には全てが終わます。

12/10/2013

チェックメイトの次はイタリアで決着を

試合に次ぐ試合。ビッグクラブであろうがなかろうが中三日の連戦はプレミアリーグが選んだ道とはいえ、大変なことに変わりはありません。ただ、チャンピンズリーグやヨーロッパリーグなどの舞台がない不参戦チームにとって、第15節が先日終わり第16節を迎えるまでの間は、ここでひとまずホッと一息をつける貴重なインターバルといったところでしょうか。


イタリアに飛び、水曜にナポリとのグループF最終節に挑むアーセナルですが、ある意味で、この一戦は4日後に控えたシティー戦以上に重要。あくまでプライオリティーの差です。落せば勝ち点12で敗退の危機さえはらんでいますから。確かに効果的で効率的なローテーションも必要ですが、イタリアの地で戦うスカッドは保有する最大戦力でぶつかったほうがいいのではと思います。

12/09/2013

v エバートン (BPL) ~4分間の歓喜と10分間の焦燥~

ストップ・ザ・スアレス、成らず。あの切れ味、明らかにゾーンに入っていませんか?特に84分のあの切り返し二発、結果オウンゴールでも、ただただ驚愕です。リバプールにはジェラードをはじめ好選手が揃っているものの、もはやスアレスは一人別次元。クレイジーです。


ただ、クレイジーガイはアーセナルにもいます。ゴールハンターに勝るとも劣らないホークアイを持つエジルです。このまま試合終了かと思われた80分の得点をどれだけ欲していたか。勝ち点1ずつ分け合う結果となったのは残念ですが、彼の目には今回の結果はどのように映ったのでしょうか。納得?それとも悔恨?

12/08/2013

v エバートン (BPL) ~赤を纏ったドイツからの行軍歌~ 試合前日

ブラジルW杯の抽選結果が発表されて、アーセナルの選手がどんな活躍を見せてくれるのか、負けたらどうしよう嫌だなとか、一喜一憂できるのも、ひとえに各国代表クラスが複数所属する我らが愛するクラブが世界的なビッグクラブだからです。


ブラジル対アルゼンチンも見てみたいが、ドイツ対スペインも見てみたい。色んな組み合わせがあり楽しめますが、国際色豊かなクラブだからこそ得られる喜びはひとしおです。明日対戦する青いユニホームのクラブにも現代表や元代表がひしめき、プレミアリーグ第15節の1位と5位の激突には白熱と迫力の両方をいっぺんに期待できそうです。

12/07/2013

W杯組み合わせ抽選結果判明!アーセナル対決はあるか?!

以下、昨日決まりました2014年FIFAブラジルW杯の組み合わせ抽選結果です。太字は私の勝手な予想ですが、ベスト16進出が手堅い国です。残念ながらアジア勢でノックアウトラウンドに駒を進められるのはアジア最強の日本だけと予想します。


もしかしたらダークホースと目される国が番狂わせを起こす可能性も当然ありますが、わたしはグーナーなので、ブラジルだアルゼンチンだという声は一切無視し(笑)、やっぱりアーセナルの選手がいる国を無条件に応援しています。

Hey Guys! Catch Him If You Can!! 

11月のArsenal Player Of The Month。スカッド29名のトップに選ばれたのは誰か?もはや言うまでもないですね。セスクがいた時はセスクのチームでしたが、今やラムジーのチームと言っても決して言い過ぎではないと思います。それだけの貢献を結果で示していますし、何よりMOMを四回も獲っています。

12/05/2013

v ハル (BPL) ~蝶のように舞い、蜂のように刺す~

虎狩終了。波乱など微塵も起こさせず、見事完勝です。2-0の立役者であるMOMは文句なしにエジル。次点にラムジー。空中戦はフランス代表のジルー不在を感じさせず、地上戦はお家芸のパスワークが猛威を振るい、一気に5人をローテーションしたメンバーでも、攻守ともに噛み合ったこれぞアーセナルと言わしめるフットボールでハルを撃破してみせました。


リバプールを沈めたチームとの対戦でしたが、終わってみれば大方の予想通り、付け入る隙を与えない横綱相撲でした。パス成功率90%、エアリアルの勝率62%、ポゼッション67%、ショット数20、得点者は先制点ベントナーと追加点エジルです。やはり、優勝に向かって行軍するガナーズに死角などあるはずもなかったのです。

12/04/2013

v ハル (BPL) ~闘牛士の如く華麗に~ プレビュー

師走。ゲームが週2という過酷なスケジュールの第2弾は、5勝2分6敗で現在10位のハルシティーをエミレーツに迎えての一戦です。前節アーセナルがカーディフ相手に勝利を挙げていた時に、なんと3点もネットに叩きこまれ敗戦に追いやられてしまったリバプールと同じ轍は踏みません。


確かにガナーズ的には過去の因縁もあるので、決して忘れられず、侮れる相手ではないでしょう。とはいえ、老練なベンゲルが率いるチームが同じミスをするわけもなく、大物食いに勢いづく虎がどれだけ血気溢れようとも、砲撃手たちは闘牛士の如く華麗にいなし、無傷で猛獣退治に成功するでしょう。

12/02/2013

フットボールMVカリキュレーター

「5000万ポンドを積まれたらラムジーを売るか?誰にも売るつもりはない」、これはカーディフ戦後に行われた会見でのボスの言葉です。マドリーからエジル獲得に費やした金額は5000万ユーロと言われていますが、覚醒状態が続くそんなラムジーに果たしてクラブレコード同等の価値があるのかという意味を、プレスは暗に監督に問うたわけですが、ボスは愛想を振りまくこともなくリップサービスもしませんでしたね。


史上最高額に匹敵するかどうかはシーズン後に判明しますが、一貫性を絶やすことなく、クオリティを示すことができれば、ラムジーには到達可能な数字でしょう。一列後ろのセスク・ファブレガス。今なおグーナーから愛されるセスクの残像をようやく振り払ってくれるのは、22歳のウェールズの至宝かもしれません。

12/01/2013

v カーディフ (BPL) ~神様は乗り越えられる試練しか与えない~

アンカーで8得点目です。得点ランキングで彼より上にいるのはプレミアで名のある強力なストライカーばかり。古巣カーディフ相手にこの日2ゴールの大活躍のラムジーは未だゾーンの中にいると見て取れました。喜びを表情に出すような不義理もしません。


スーパーラムジーを再び目の当たりにしたグーナーは、二十歳を過ぎたばかりの青年が今季これだけほどの傑出した出来でチームを牽引している姿など開幕当初は想像だにできなかったと思います。そう、現実離れした出来事が今実際に起きているのです。