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10/31/2013

FIFA Ballon D'orに選ばれし者

来年1月8日発表される昨年のFIFAバロンドールの最終選考にまで残った23名が発表され、アーセナルからはエジルがノミネートされています。去年の活躍が選考対象なのでマドリーでの輝きによるものですが、今期の印象値が良いだけに、少なからぬ補正がFIFAの方々にも生まれるかもしれませんね。


最終的に見れば、やはりリーガで人気を競い合うメッシとロナウドでしょうか。ただそこに一石を投じるとすれば、二人の一騎打ちに割って入ったきたリベリーです。30歳にしてようやく掴んだUEFA欧州最優秀選手はクラブで頂点を極め、個人でも結果を出し続けてきた結果でしょう。彼を加えた三つ巴の争いになるのが大方の見方かもしれません。



FIFAとバロンドールが合体して今のFIFAバロンドールとなりました
エジルは同僚だったロナウドを推しています。ちなみに私もロナウドです。


4年連続受賞という前人未踏をやってのけたメッシへのやっかみではなく、アスリートタイプのロナウドが選手として好きだからです。走る、蹴る、飛ぶ、獲る、全てが高水準です。


現在のフットボール界で個人で頂点に君臨するメッシもそれは同じかと思いますが、私がポルトガルのエースを推す理由は、別に安っぽい同情なんかではなくこれだけの成果を出しながら報われないていないからです。


個人では万年2位どまり。同時代にバルサのエースがいなければ彼が受賞していたかもしれませんね。彼の最初で最後の受賞は2008年まで遡らなければならず、その頃はユナイテッドの選手で、ガナーズだけでなく、色んなクラブが彼の傑出したパフォーマンスに手を焼いていたましたね。


予断ですが、ユナイテッドは今の攻撃ユニットもありだと思いますが、個人的にはロナウド、テベス、ルーニーによるトライデントの時期が一番強烈だったかと。ロナウドの得点力は異常ですが、この3人はプレミアの中でも歴史に残るオフェンスだったように思うんですよ。傑出した個人の才能がうまく融合していました。


さて、近年はリーガに独占されているバロンドールですが、'08のロナウドを除けば、イングランドクラブの受賞者は2001年のオーウェンと10年以上遠ざかっています。その後、アンリやランパード、ジェラードなどが最終候補の3人の中に選ばれてこそいるものの、最後の最後はリーガのトッププレイヤーの手に栄誉が渡っています。


アーセナルからは今回エジルが入っているわけですが、選ばれる基準が何にせよ、現状ではやはりロナウド、メッシ、リベリーが上回っているのかなと思いますがどうでしょうか。マドリーの同僚だったロナウドやラモスも彼のガナーズ移籍を悲しがるくらいですし、古巣で自身の価値を十二分に証明してみせたのは誰もが認めるところです。


リベリーが30歳でUEFAの最高栄誉を勝ち取ったくらいですから、まだまだ若いエジルが今後の活躍如何で最高の証明をするための時間はあと5、6年は残されているでしょう。だからまだ大丈夫です。その頃にはラムジーやウィルシャーもノミネートされるようになっているかもしれませんしね。


来期以降エジルが選ばれるためには、ガナーズのリーグ優勝と個人での鮮烈なインパクトが必要になりますが、残してきた実績や圧倒的なポテンシャル、成長ののびしろを考慮すれば、バロンドールは充分可能な手が届くハードルかと思いますし、初のガナーズ受賞者になるのもそう遠くない出来事かもしれませんね。


そしてやはりドイツ勢の躍進が目立つ結果になりましたね。23人中5人がドイツ人。ブラジル、オランダ、スペインが次点で2人です。ベンゲルもドイツのマーケットに意識を向けているようですし、ブンデスの隆盛が始まろうとしている今、ポドルスキーやメルテザッカーなど、18歳のグナブリーの台頭も含めて、早い段階で手を打っていた監督の慧眼はさらに鋭さを増すばかりです。


バイエルンのCL優勝、ドルトムントの勃興、日本代表が多く在籍するブンデスリーガ、タレント揃いのドイツ代表と、近年のドイツの強さと若さをあらためて印象付ける今回の23名のShortlist(最終選考)になりました。




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