このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

10/17/2013

Sweden v Germany ~またも、新星現る~

誰もが羨望のため息をもらすほどに、

王国ブラジルはたくさんの有望株を輩出し、

世界最高レベルが競い合う欧州を筆頭に

世界各国で彼らは活躍を重ねてきました。




もちろん今でもその流れは変わりませんが、

近年は特に欧州生まれのヤングスターが

目立つように感じるのは気のせいでは

ないかと思います。



その筆頭各が欧州覇者であるスペインであり、

そして、もう一つは

すさまじいまでの勢いで

欧州のトレンドを形成しつつある

ゲルマン魂で有名なドイツです。



絶好調をキープ。これこそ、ザ・頼れる男です


















2013年10月15日、

W杯予選グループCの対スウェーデン戦で

また一人、新星が現れました。



アンドレ・シュールレ、22歳。


あごひげを生やした風貌からは

とても童顔のゲッツェの1歳年上とは思えませんが(笑)、

この一晩だけで、

実力は本物だとハッキリと証明されました。



今シーズンからモウリーニョが復権した

チェルシーに移籍し、

得点こそいまだないものの、

快速を生かしたアタッカーとして

プレミアの守備を切り裂いています。



まだ我らがアーセナルとの対戦はないチェルシーですが、

彼が出場すれば、

サイドバックはかなりの苦戦を

強いられるかもしれないくらいの

眩いばかりの大活躍を見せつけました。



同じグループで2位の北欧の雄相手に圧巻の3ゴール。

レーティングは満点の10で

当然マンオブザマッチ。

いついかなる時でも

何かしらの結果を残せるエジルは

今回も1G1Aの大活躍なのですが、

正直なところ、いかにグーナーとはいえ、

彼の衝撃はそれ以上だったと言わざるを得ません。




両軍あわせて8ゴールが飛び出す殴り合いでしたね
























盟主バイエルンの新司令塔のクロース(23歳)にしろ、

ドルトムントをセンターから支えるギュンドガン(22歳)にしろ、

この度のシュールレ(22歳)にしろ、

今季からバイエルンでの活躍が

期待されるゲッツェ(21歳)にしろ、

ドイツ代表10番を背負う

シャルケのドラクスラー(20歳)にしろ、



若いヤツラが引っ切り無しに出てきては

印象的な活躍を見せてくれる

ドイツの未来ですが、

この先10年は

安泰だと言えるかもしれません。



エジルもミュラーもロイスも

フンメルスもまだ24歳ですよ。



若くても他国からすれば喉から

手が出るほど欲しい逸材ばかりです。

そりゃナショナルチームが強くて当たり前です。

誰を選ぶか、監督のレーブも大変ですねこれは。

強いチームには強いチームしか持てない

悩みがありそうです(笑)





それに、来年、再来年とかには

またこーゆうダイヤモンドが

出てくるにきまってるんですから。

もう手が付けられません、

ドイツの育成上手っぷりは。




まず、若い衆が代表で活躍している

→まだ選ばれていないリーグの若手が

おれも代表に!と奮起


→チームが活気づき、

クラブの育成システムが評価される

(下部組織が強ければ

クラブは弱くはなれないかと思います)


→代表に選出され、活躍すれば

選手の移籍金が跳ね上がる



→その後、ビッグクラブに移籍できれば

クラブは多額のキャッシュを得ることができ、

それを次の原石を育てる原資に充てたり、

既存戦力への上積みも可能となる




…いや、理想の好循環じゃないですかコレ?(笑)



アーセナルも将来有望な若手を育てることに

関してはかなり得意なほうかと思いますが、

なかなかどうして、

ドイツもヤバいです。



※私見ですが国レベルの育成でみれば、

ドイツという国はイングランドを勝るかもしれませんね。




世界各国に散らばって

どこのリーグでも主戦力でいる

ブラジルやアルゼンチンと違い、

まだまだその数自体は少ないドイツですが、

今に新たな勢力として欧州の地図を

三色の国旗で染め上げる日も近いかもしれません。




ゲルマン魂を地で行く、

質実剛健だったブンデスリーガも

ガナーズ11番のエジルや他の若手から分るように、

今ではそこにしなやかさやテクニカルな要素が

新たに加味されたように見えます。



昨年のチャンピオンズリーグにおいて、

二つの準決勝ではスペインとドイツが激突するという

これからの覇権を占う意味でも、

非常に楽しみで重要な一戦が行われました。



しかし結果は

スペイン勢の敗北。

まさに撃沈と呼ぶに相違ない、

信じられないような出来事が起きました。



その当時究極の域にいたと思われていた

バルサをバイエルンが退け、

超高速カウンターが圧倒的だったマドリーを

ドルトムントが下す。


その時の記事はコチラ



テクニック対フィジカルという

分りやすくて安直な図式では

もはや両国の力関係を説明することが

出来なくなった事件でしたね。



少なくとも私は

2000年前半まではそういうイメージを

持っていて、

どちらが良い悪いではありませんが、

しかし実際にそう納得していました。

まあその頃のスペインは

今のような強さはありませんでしたけどね。




ともかく、ドイツの進撃はまだまだ

勢いが衰えることはなさそうです。

十数年前、ドイツが権勢を誇ってた頃の

黄金時代が再び到来するのを

予期している方はきっと多いかもしれませんね。



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