このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

10/18/2013

Aerial Won No.1フレンチマン

俗に言うところの2年目のジンクスとは

マイナスの表現だと解釈していますが、

ガナーズのオリヴィエ・ジルーにとっては

むしろ反対のようですね。




今のところ当ブログでの扱いは

不公平にも、

エジルやラムジーが多くなってしまってるので、

今日はもう1人の絶好調印、

フランス人のジルーにフォーカスしたお話です(笑)




めっちゃイケメンですがゲイの方にも大人気の様子…




192センチ、88キロと恵まれた体躯を持つ27歳。

リーグアン得点王の実績を引っさげ、

12-13シーズンにCFとしてガナーズに加入した

2年目のプレイヤーです。



2013年10月17日現在、

プレミアで4ゴール

チャンピオンズで1ゴールの

彼は合計5回ネットに突き刺しています(アシストは2)。

うち、MOM2回、アウェーで2ゴールという

堂々とした活躍です。



デビューシーズンでは本調子ではないとか、

結果が物足りないないなどと、

好き勝手言われ放題の彼ですが、

どう考えても17ゴールって結構、

いやかなりいいほうかと思いますけどね。




リバプール時代のトーレスや今のスアレス

の1年目と比較してしまうと

少し可哀相ですが、

ガナーズのレジェンドであるアンリもベルカンプも

最初からそんなにガンガン大砲を

ぶっぱなしてたわけではありません。




確かに最初の一撃が決まるまでは、

同時期に加入したポドルスキーより遅れた感はありますが、

最終的に17ゴールですから、

いや本当獲って良かったと

前向きに解釈したほうが

彼に失礼にはあたらないと思います。


※昨年のポルディのゴール数は通算16



さらに言えば、

シュートを一本も打てずに

試合中消えてるFWもたくさんいる中で、

ショット数平均3.9は素晴らしいと思いますよ。



少ないチャンスをものにできるハンター同様に、

90分の中で何本も打ちにいくハンターも

対戦チームからしたら嫌に違いありません。



エアバトルでは2m近いメルテザッカーの上を行く

勝率を収めるそんなジルーは、

実はアーセナルが5クラブ目。

だいたい2年から3年の在籍で

次のクラブへ渡り歩いているようですね。

移籍毎にクラブの格をステップアップさせ

自分の成長に直結させています。



そこで見てもらいたいのがこの図です。



2年目は2試合に1ゴール以上のハイアベレージです

























2年目症候群?と題された、

トゥールーズからアーセナルまでのデータですが、

ゴール数の上昇率がほぼ2倍とえげつないです。

このままでいくと、

今期は20の大台に乗せることも充分可能かと思います。


※通算では17ゴールですが、プレミアだけだと11ですね



ジルーをけなすつもりはさらさらありませんが、

毎試合1ゴールみたいなメッシや

ロナウド、イブラヒモビッチ級のスペシャルでは

流石にありません。




















ただし、すべてにおいて改善されているのが事実です。



実際、現時点でCFのファーストチョイスですし、

故障者が復帰しても純血のCFは彼以外に

頼れるものがいない状況ですから、

1月に再開する移籍ウインドウで

新たな有力ストライカーを確保できても、



彼が突如スランプに陥ったり、

怪我でも負わない限り、



ベンゲルが

ここまでの良い流れを無理やり崩すとは思えず、

また攻撃ユニット間でのコンビネーションが

確立しつつある今、

少なくとも今シーズンは

彼を最前線の主軸として

起用し続けるかと思います。




ロビンの代役は難しいと述べている本人ですが、

そんなことはないと思いますよ!

何よりベンゲルが篤く信頼していますし、



15日の親善試合では

CFの1枠を争うマドリーのベンゼマを

ベンチに追いやり、

重要な先制点として

綺麗なダイレクトループを決めて、

フランスを勝利に導きましたから。


その記事はコチラ(動画付き)



冬には戦力の底上げを図るかと思われる

アーセナルですが、

ストライカーの獲得は

他のポジション以上にやはり急務。



噂されていたたくさんの実力者たちは

夏に獲得できず仕舞いでしたから

準ワールドクラスを1人は取りにいくと思います。



というか、計算できるCFがジルー1人では

これからくる佳境を乗り越えるのは

客観的に見れば至難のワザです。



ジルーに問題があるわけではなく、

単純に枚数が足りていないだけの問題ですからね。



クラブに名を残せる名フォワードになれるのかどうか、

周りがどうこうではなく、

すべてはジルー本人にかかってますが、

個人的にはアンリクラスの

破壊的なCFにまで上り詰めてもらいたいです。



アンリは快速、ジルーは空中と

お互いに長所がハッキリしていて

そして同じフランス人同士。



期待の新戦力がどれほど来ようとも、

彼が常にスタメンを維持していれば、

アーセナルの最前線は数年は安心でしょう。



チャンスを創出するだけでなく、

ジンクスを味方につけた今年は

ぜひスコアを動かせる

”怖い”プレイヤーに成長してもらいたいものですね!




ランキングに参加しています
応援してくださると励みになります^^

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

0 件のコメント:

コメントを投稿