このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

10/05/2013

欧州2位の実力が放つドルトムントマジック

11-12シーズンのCLグループステージで、

2年前はちょうど我らがボスがベンチ入り禁止でしたが、

今回はなんと敵将のクロップがベンチ入り禁止です。

ちなみに、前もグループFでした(笑)

名門ボルシア・ドルトムントに対して、

どことなく近親憎悪のような

ものを感じるのは気のせいではないでしょう。





クロップさん191cm。ベンゲル監督、194cm。どーなっとんじゃ(笑)















今でこそ想像するのは難しいくらいなのですが、

04-05シーズンの折には、

長年の放漫経営のツケがたたり、

クラブ存亡の危機に瀕したことさえある、

現在ブンデス首位のドルトムント。




過去には7番のロシツキーが在籍していたり、

日本代表の香川もいたことで有名なクラブです。



ぶっちゃけ、ドルトムントを意識しだしたのは、

香川の大活躍により、

二連覇を飾ったときからと日が浅く、

ガナーズほど掘り下げて知っているわけではないし、

愛が深いわけでもありません。


本命はもちろんアーセナルで、

ドルトムント義理みたいな、

いや、でも、なんか好きです(笑)




かたや、超名門バイエルン、

ここはスペシャルが多すぎるんですよ。

ハイスペックな傭兵軍団の匂いがして

素直に好きになれないというか。

ちなみに銀河系マドリーのことも

好きになれないのはまあ同じ理由です。^^



その点、ドルトムントは

考えて走るフットボールを展開し、

緻密なタクティクスで崩していくフットボール観は

見ていて爽快です。




それに何より若い!

30台はGKのヴァイデンフェラーと

CBのケールだけで、

他はおおむね25前後とヤングパワー炸裂です。

若くてフレッシュなので、

まず走力がブンデスでは図抜けています。




もちろん走り倒せば勝てるほど甘いわけないですが、

ゲーゲンプレスと呼ばれる

ドルの十八番である超絶ハイプレスの荒波に

過去たくさんのチームが飲み込まれ、

そして敗れ去ってきました。

ショートカウンターが必殺技であるのも、

それに下支えされているからでしょう。



特にこのプレスは

体力がある若手なら誰でもこなせるわけでもなく、

戦術理解度、

言い換えるとフットボールIQが求められます。



全員が汗をかく。

スポーツである以上

当たり前のように聞こえますが、

守備よりも攻撃に比重を置く

スーパースターほど

この手の価値を本当の意味で

理解できていないのかもしれません。




クラック揃いのマドリーやバイエルンが

間違ってゲーゲンプレスなんか

発動させちゃったら、

もはやどう止めればいいのか分らなくなりますよ(笑)




ただ、ドルの場合はそれを得意にしている。

1人がさぼればそこから決壊するので、

プレスの全工程が無駄なりますが、

ドルトムントはそんなことはしません。

だから、全選手のIQと

クラブへのロイヤリティーは郡を抜いていると思います。



バスケットで例えるなら、

オールコートディフェンスに近い、

守りながら攻めるみたいな、

攻守一体型の強力かつ、

相手チームからしたら非常にえぐい戦術です。




そしてこんなことができるので、

この先数年間は磐石な未来が

整っているように思えます。




2位のバイエルンに目を移すと、

リベリー30歳、ロッベンとラームと

シュバイニーが揃って29歳とチームの主力に

軒並みアラサーが多いことからも、

ヤングvsアダルト(シニアは言いすぎかな)

みたいな図式が、よりいっそう際立ちます。



他を寄せ付けぬ今期のブンデスの

両者の快走っぷりですが、

個人的にはドルトムント押しなので、

バイエルンから覇権を奪い取ってほしいです。




だって、そのほうがアーセナルにとって

都合よくないですか?

ブンデス2位のチームを倒したアーセナルよりも、

ブンデス1位のチームを倒したアーセナルのほうが。

下手にコマーシャルするよか、

よっぽど強力なブランディングにもなりますよ(笑)



ですので、ぜひとも黄色の名門には、

グアルディオラを新監督に招聘したドイツの巨人を打ち破り、

ブンデス最強の看板をを足蹴にできる

アーセナルのたたき台になってもらいたいと思います(笑)



とはいえ!



そうはいっても、ドルトムントです。

簡単な戦いにはならないはずですし、

シュート数が際立って多いこともデータで証明されています。

でもそう考えたら、

ドルトムントって本当に魅力的なチームだって思いますよ。


ゴールが決まると地響きのような歓声が起きますが、

そもそもそのシュートを打たねば

ゴールも何もないので、

シュートが多いチームは本当に要警戒です。

レヴァンドフスキやイケメンのロイス

ばかりが危険なアタッカーではなく、

今期から移籍してきたオーバメヤンやムヒタリアンも

絶賛要チェックですね。



下のデータを見れば、

シュートの多さが2位以下を

大きく突き放してるのがよく分かりますね。

結果、得点が多い。



ちなみにストライカーのレバの

一試合あたりの平均シュート数は5.1で、

3位がロイスの3.7、

4位はムヒタリアンの3.6です。

シュート意識の強さには

ホームといえど苦しめられるかもしれませんね。






















さあ、倒すぜドルトムント!

対決の日は、10月22日!




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