このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

10/22/2013

v ドルトムント (CL) ~決戦前夜~ プレビュー

国内では無敵を誇るもチャンピオンズでは勝てない、

そんな内弁慶といわれていた頃が懐かしいくらいに、

今やグループリーグ突破は当たり前となったアーセナル。

日本時間で23日午前3時45分、ホームのエミレーツにて

グループ2位ドルトムントとの決戦の火蓋が切って落とされます!



本日10月22日は監督の誕生日です。おめでとうございます!



















僅か勝ち点1差で盟主バイエルンの背中を捉えている

ドルトムントは飛車角落ちのメンバーでロンドン入りと報じられていますね。

大事な決戦を前にして数名のスタメンが故障という、

受け入れがたい状況を知将クロップがどう整理し、

受けて立つ側のアーセナルに挑んでくるかが見ものです。


※ロイス、サヒン、ベンダー、ケール、ギュンドガンがおそらく欠場でしょうか。

ただサヒンはロンドンで会見をしてるのでよく分かりませんが。



ドルはグロスクロイツ、今期加入のオーバーメヤンが絡んだ

右サイドからの攻撃に比重が強い傾向があり、

アーセナルは前節の脳震盪で欠場濃厚の

フラミニのカバーを期待できないだけに、

スタメンで出場するであろうギブスとウィルシャーの左サイドの若いデュオ

がいかに守備で奮闘し、いかに攻撃を展開できるかが

ドルトムントを攻めあぐねさせる要因になると思います。



敵将はドイツ人のエジルがキーになると言っていますが、

一方ガナーズGKのスチェスニーは同胞のレヴァンドフスキを

要注意ストライカーに指定して連勝続きのチームに注意を促しています。

これはリップサービスなどではなく、

欧州トップストライカーの1人に数えられる

ドルトムントのCFには多数の強豪クラブのスカウトの視線が

注がれていることからも彼の力は充分に分ります。



満身創痍のドイツチームに対し我らがガナーズは

ほぼ万全のベストメンバーでこの一戦を迎えられます。

負ければ大混戦は必至。

他地域で行われるナポリがマルセイユに勝てば、

勝ち点3でアーセナル、ナポリ、ドルトムントが並び、

どこが勝ちぬけてもおかしくない状況が生まれます。

各国の競合が一つのグループに集っているわけですから、

もしそれが現実になれば、

文字通りこれを死のグループと呼ぶのでしょうね。



ただし状況を客観的に見ればアーセナル有利は動きません。

①ホームでの開催

チケットが即完売したころからもファンがこの一戦が

どれだけ重要なものになるかを理解しています。

そんな彼らの後押しは心強いものになるに違いありません。


②ベストメンバー

欠場が予想されるのは、スタメンではフラミニくらいでしょうか。

過去、野戦病院と揶揄されていた頃もありましたが、

今期はかつてないほどにスカッドが充実していますね。


③好調の攻撃陣

ベンゲルは最大火力を誇るジルー、エジル、ラムジー、ウィルシャーを

確実にスタメンで出撃させるはず。

テオやオックスなど純血のウインガーが戦列を離れていますが、

今のアーセナルならこのメンバーでも自分たちのフットボールで戦えます。

怪我明けのカソルラは前節のノリッチ戦で試合感を取り戻せているはずなので

彼も高確率で出場がありえますね。そしてロシツキー。

中盤の覇権争いはアーセナルに軍配が上がりそうです。


④自信と確信


ゾーンが一向に切れる気配のない絶好調のラムジー

ポストプレー、エアバトルに無類の強さと上手さを発揮するジルー

前節にアーセナル史上1、2を争う驚愕のゴールを決めたウィルシャー

期待に違わぬ働きを見せる5000万ユーロの左足を持つエジル


フェイマス4を指揮したこともあるベンゲルの守備陣は

不動のCBコンビである巨人メルテザッカーと快速コシエルニー、

偉大な前任者アシュリーコールの後を継ぐ期待のギブスと

もはや古参となった安心感のあるサニャの両翼で組まれると思います。

キャプテンアルテタのタクティクスと展開力などが噛み合ったのが

今のガナーズの強さの根拠であり、そして機も熟し、

それが結果としてリーグ首位という事実を作っています。


⑤ドルトムントとの相性

直近4試合ではアーセナルの2勝1分1敗。

リーグが違うためCLの舞台でしか激突するしか

対決する手段がない両者ですが、

お互いに手の内はさらけ出してる状態です。

過去ドルトムントに在籍していたことがある

ロシツキー以外にも、何かとドイツ勢とのつながりが

強いアーセナルですからね。

ただし、データやプランなどの情報戦以上に浮き彫りになるのは、

意地とプライドを賭けた男と男の真っ向勝負です。





この一戦がガナーズ黄金時代の到来を強く予感させる

試金石になるのは間違いありません。



Come On Arsenal!!







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