アーセナル内で毎月実施されている
月間最優秀ゴール賞ですが、
９月は２２歳のアーロン・ラムジーが獲得しました。
誰も異論をさしはさめないほどの圧倒的な活躍で、
ディフェンシブハーフながら５戦５ゴール。
※ＣＬのマルセイユ戦の１ゴールを含みます
アカデミーやユースの充実など、
欧州を見渡せば優秀な若手を
育て強くさせるチームがたくさんある中で、
そこからさらに若手の宝庫
といわれるガナーズにおいても、
彼は頭ふたつほど抜き出る
鬼のような超絶パフォーマンスを発揮しました。
あらためて確認するまでもないことですが、
他チームから恐れられるガナーズ若手ＮＯ．１の
ポジションを見事に確立してみせましたね。
下の図を見てください。
１位 ＡＷＡＹで行われたサンダーランド戦が２９％
２位 ＡＷＡＹで行われたスウォンジー戦が２３％
３位 ＨＯＭＥで行われたトットナム戦が１６％
ちなみに１～２位はラムジーのものです
しかもＡＷＡＹでの得点が月間に選ばれているのが
価値を倍増してる気がします。
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| 下切れてますが、ラムジーの名前が５回もでてます！ |
瞬間的なゴールは
継続性や一貫性がものさしの
月間ＭＶＰとはまた別物だと思います。
だから極論、誰がとってもおかしくないし、
調子が悪いときでも
スーパーゴールは生まれる余地はあります。
たとえば、それって目の覚めるような、起死回生、値千金、
そういった枕詞が付くような
人々の記憶に焼きつくような
決定的なゴールを指すと思うんです。
たとえば、ドローに終わった先日のＷＢＡ戦では、
ゲームに入りきれず
不調としか思えなかったウィルシャーが
ガナーズを救う一撃を放ったのは記憶に新しいところです。
それにラムジーではなく、
ＣＦのジルーがこの賞を取ってた可能性も充分ありますよね。
というのも、同じ北ロンドンを根城にする
最大のライバルとのダービーマッチ、
スパーズ相手に決勝ゴールを決め、
勝利に導いた立役者なのですからね！
ただジルーにとっては、
９月の覚醒ラムジーが相手では
さすがに分が悪かったでしょうか（笑）
ただ、今回のラムジーの場合は少し特殊で、
試合毎に算出されるレーティング（評価、採点）
が平均以上であることも考慮に入っていたでしょうし、
ディフェンシブながら得点を見込めるシュート力と決定力、
何より重症からの完全復活を印象付ける
獅子奮迅の活躍っぷりで
みんなを大いに喜ばせてくれたわけですから、
いや、ラムジーを選ばないで誰を選ぶんだ？！ってくらいに、
選ばないほうが野暮ってなものです（笑）
残念ながら、
１０月９日時点のプレミア得点王は
リバプールに譲ることになりましたが、
９月の個人成績では彼がトップに躍り出ていたのは
紛れもない事実。
アーセナルに破竹の連勝街道をひた走らせたのも、
彼の存在があったからこそでしょう。
そして彼はこの賞だけではなく、
まあ当たり前の流れなのですが、
Player of the Monthにも見事選ばれてます。
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| 普段は大抵もっと競るんですけどね |
…あ、圧倒的大差
マドリーからの移籍組エジルの期待にたがわぬ
活躍を分厚い雲で覆い隠してしまうほどの
センセーショナルなパフォーマンスだったことの証明ですね。
もはや敵なし。
完全ゾーン状態のラムジーです。
強力なシュートは天井にも突き刺せるほどで、
推進力のあるドリブルはチームを前がかりにし、
ピンチを未然に摘むためのハードタックルをいとわず、
何より１００m近いピッチをハードに走れる２２歳の１６番。
そしてコレ！
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| 二つとも形は同じものですかね、これ？ |
ガナーズ内で選ばれるだけの前の２つとは違い、
これは正真正銘、プレミアリーグに参加する
全プレイヤー、全マネージャー（監督）の中から
選ばれる由緒正しき月間最優秀アワードです。
我らがアーセナルからは、
ラムジーとベンゲルが栄えある名誉を受賞しています。
９月はアーセナルとラムジーの月となりました。
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