このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

1/03/2014

2013 PREMIER BEST OF BEST

英紙ガーディアンが選ぶ世界のトップフットボーラー100が発表されました。アーセナルからは12位にエジル、49位にラムジー、67位にカソルラ、74位にコシエルニーの四名が選出。世界には数多くのビッグクラブがある中で、ガナーズが四人もノミネートされていることが素晴らしいですね。それだけ印象的な活躍を見せたということでしょう。バルセロナやマドリー、バイエルンは順当に選ばれすぎて逆に面白くないですが(笑)


100位にアザール、88位にランパードは過小評価すぎないかと敵ながら思いますが、格式と伝統あるガーディアンですので、選定条件もシビアなはず。ただまあ担当者の目にはそう映ったのでしょうね。


ベテランの域をとうに迎えているランプスはともかく、まだ若い22歳のアザールはチェルシーの中盤で唯一の全試合出場中とモウリーニョの信頼も篤い中、来年はきっと大きく順位を上げてくるのは間違いありません。


20節終了時点で8ゴール、5アシストはチーム内でダントツのトップ。シーズン終了後には色んな列強クラブが彼に触手を伸ばしてくるでしょう。


ちなみに11位にロビン、29位にセスクの名前が載っているのはやはりこの二人の力は別格なのだなと再認識しました。現在戦線離脱中のロビンは負傷が長引いており、得点は7で一時停止中。もともと彼はガナーズ時代からフルに稼動したことがほとんどなく、ガラスのエースと呼ばれていたことからも、故障はイレギュラーなものではなく、常に想定内のものでした。


ただ爆発力は本物で、ユナイテッドの昨年の優勝も、どれだけ雑なクロスでも合わせてしまうロビンの破壊的な右足があったればこそでしょう。持ち味や特徴は異なれど、決定力という点では、正直なところジルーは彼には到底及びません。


セスクはアーセナル時代とは求められる役割がバルサでは違うようですが、やはりカンテラ上がり。適応の可否は問題にすらならず、移籍一年目から同期のメッシとのコンビネーションが冴え渡り、グアルディオラがつけていた背番号4を完全に自分のものにしました。


新しい監督、メッシの離脱、ネイマールの加入、と様々な変化が起こる中、セスクは欧州トップの9アシストを記録しバルサを牽引。リーガの首位に貢献しています。ここまで目立った故障もなく、途中さまざまなハードルもあったと思いますが、順調にキャリアを積み上げてきている元キャプテンの姿を見るのは、純粋に楽しみです。


ユナイテッドは51位ヴィディッチ、28位ルーニー、11位ロビン、そして89位に香川と四名が選ばれていますね。少なくとも今期に限って言えば、確実に香川よりもアザールのほうが上だと思うのですが、前年の活躍を考慮してるのなら、ラムジーが49位というのも今期のゾーンに突入していた彼ならともかく、ちょっと褒めすぎな感もありますね。


20位以上になるとそうそうたる顔ぶれですが、ここにルーニーが含まれていないのもちょっと残念です。宿敵のスーパーエースとはいえ、ユナイテッドでは好きなプレイヤーですし、仲間を鼓舞できるハートに頼もしさを覚えます。何かあってもコイツにボールを渡せば何とかしてくれるという期待感もルーニーにはありますね。同じく代表のテオやウィルシャーは彼から学べるので恵まれています。


シティーはプレミア勢最多の6人。最高位は10位のアグエロでシティーの個がいかに際立っているかが順位表でも分かります。シティーとの個人対決だと首位アーセナルでも分の悪さは否めないと思います。そんな粒ぞろいのスカッドはホームでは未だに無敗。内弁慶と言われていた悪癖も改善されつつあり、今のチームパフォーマンスを序盤戦から出せていたら、首位は確実にシティーのものだったでしょうね。


そしてリバプールは9位のスアレスただ一人。リバプールはFCスアレスと揶揄されるくらいですから、可哀想ですが分からなくもない選出ではあります。得点を20に乗せ、二位のアグエロと7ゴールもすでに差をつけています。彼一人だけがあまりに突出しており、ジェラードでさえ圏外な状況だと、ますます影響力が大きくなるのは目に見えています。


シーズン後彼が残るかどうかが、来期もリバプールが一貫性を保てるかどうかのポイントになります。少なくともチャンピオンズ出場権を得られないとなると、スアレスも黙ってはいないはずだし、スアレスが市場価値をさらに高めれば、今度はリーガ二強が黙っていません。噂によるとその両クラブなら彼にコンタクトを取る権利があるらしく、契約延長に沸けど、このような抜け穴がある以上はもはやリバプール関係者のコントロールは利かなくなっていると見ていいかもしれませんね。進むにせよ下がるにせよ、目の前の靄は振り払えないということでしょうか。


ひるがえって、アーセナルですがウィルシャーは選ばれてほしかったです。ガナーズの期待の星であり背番号10。輝くときは誰よりも強い光を放つものの、活躍が安定しないところやピッチ外の不始末を嫌われたのか、彼もまた圏外。あとはメルテザッカーも選手に漏れました。コシエルニーは妥当とはいえ、順位がどこであれドイツの巨人が選ばれるのも満場一致かと思うのですが、これが最も意外でした。


守備のひきしまりは今シーズンのアーセナルがトップをキープできている最大の要因です。エジル加入によるオフェンス力の向上以上に、失点数18とリーグナンバーワンを誇る鉄壁のディフェンスラインは評価されて当然だと思っています。それだけにメルテザッカーの落選は腑に落ちません。彼は40位くらいにいてもいいと思うのですが。そしてフランス人の相棒ももっと上の順位でもおかしくないですね。


まああまり愚痴っても仕方がないので、四人選ばれたことを前向きに捉え、4日に行われるノースロンドンダービー、FA杯のスパーズ戦をさくっと勝ってしまいましょう。




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