赤のユニホームに袖を通した彼らの姿を見れるのはグーナーとして幸せ以外の何者でもなく、"Class of 92"と例えられるファーギーベイブスならぬ、ガナーズが誇るベンゲルチルドレンの行く末をこれからも暖かく見守る次第です。
テオは怪我なのか、この場にはいませんね |
フットボールに求める私の価値観は、勝てば官軍ではありません。内容も求めたいし、アーセナルスピリッツも感じさせて欲しい。でもゲームに気持ちが入ってない選手を見るのは好きではありません。
その意味で帰属意識というのは仲間の為に戦い、クラブの為に忠誠を誓えるもので、それがあるからこそ、見るものを魅了してやまないフットボールをピッチの上で表現でき、苦しんでいる仲間に手を差し伸べることができ、ひいては絶体絶命の大ピンチを迎えても窮地を脱することができるのだと解釈しています。
今のユナイテッドにそれがあるかどうかはさておき、華の92年組にはそれがありましたよね。ファーガソンの薫陶を授かったベッカム、スコールズ、ギグス、ネビル兄弟、バット。ありとあらゆるタイトルを総ナメにし、赤い悪魔の雷名を世界に轟かせ、ワールドベストの地位を確立させた貢献者達です。
現役を生きるレジェンドとして残ってるのはギグスだけとなりましたが、サーアレックスが現場を退いた今、彼の存在がユナイテッドに周囲からのリスペクトを集めさせているのは言うまでもないでしょう。主戦場の左サイドをジャックナイフの如し切れ味で切り裂いてきたギグスは明日のゲームで出場するでしょうか。
同じウェールズ人の後輩であるラムジーは彼に憧れを抱いているようです。クラブは違えど、そうやって相手を敬えるメンタルが好きです。ただ、だからこそユナイテッド戦でラムジーに期待を寄せてしまうのも無理もなく、同国の大先輩を引退に追い込むほどの獅子奮迅の活躍を見せてもらいたいですね。
まだ20歳そこそこの若者が担うガナーズの未来。たくさんのレジェンドを輩出し内外から尊敬の念を集めるこのクラブですが、外人部隊と言われ無敵を誇った一昔前に比べ、イングランド人やホームグロウンプレイヤーが主力として定着してきています。
出場機会は今は限られても、彼らはいずれはクラブの中心にならねばいけない。彼らの喜ぶ顔が次のアーセナルを作るからです。高まった結束力は最大の武器になりえます。ユナイテッドに勝てますよ。そろそろプレミアの盟主の座をガナーズに譲ってもらいましょう。
実績、人気、歴史ともにユナイテッドに勝るとも劣らないアーセナルが、群雄割拠時代に突入したプレミアで後続を突き放したレースを展開できるよう、試練の11月三番勝負のラストを大勝利で飾れることを祈ってます。
ランキングに参加しています
応援してくださると励みになります^^
0 件のコメント:
コメントを投稿