このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

11/14/2013

永遠に思い出に残り続けるゴールに酔いしれる

記録に残るゴールではなく、記憶に残るゴールとして、2009年から始まったプスカシュ賞。2013年度、ノミネートされた10ゴールが先日発表され、来年一月のバロンドールと一緒に発表されます。アーセナルからの該当者はなし。いえ、プレミアからのノミネート自体がゼロでした。でも一体誰が受賞するのか今からワクワクしますね。


私はイブラヒモビッチと予想。さながらプレイステーションのようだった、あの対イングランド戦で見せたロングレンジからのオーバーヘッド。彼のセンスを見んがために、YouTubeの再生回数はどえらいことになっており、私だけで再生回数30はカウントされてるはずです(笑)

この後、二人の抱擁が始まります(笑)
凄すぎるとか圧倒的だという形容詞ではもはや表現しきれないのがあの規格外の得点です。


できるかどうかは別にして、天性のスコアラーでありながら遊び心のあるイブラにもう一度やってくれと頼んだらどう答えてくれるか。案外、彼なら自信満々の笑顔で承諾してくれるかもしれませんね。


私はどんなシチュエーションであれ、一度できたことは再現可能というのが持論です。イブラの得点感覚や身体能力は群を抜くものがありますが、彼がやれたということは、フットボール選手なら、他の誰かにもできると思っています。この場合、個人の才能だけで決めたゴールという前提はありますが。


翻って、プレミアのゴール史に残るのが確実視されるノリッチ相手に決めたビューティフルゴール。あの先制点は来年のプスカシュトップ10に選ばれる可能性ありです。逆にあれこそ再現が難しいかと。どう考えても、周囲との連係がなければ決して生まれない鮮烈なものでした。コンビネーションを重視するアーセナルだから飛び出たスーパーゴールかもしれません。


ジルー、カソルラ、そしてフィニッシュのウィルシャーと複数のプレイヤーで同じ共通の絵を描けない限り、観客を総立ちにさせるあの一連の流れを目の当たりにすることはできません。シュートは軽く触っただけで難易度こそ低いかも知れませんが、なにせ崩しがS級です。熟成に熟成を重ねた至高のワインのようです。


スウェーデンのフィジカルモンスターのゴールも、誇り高き我らが10番のゴールのどちらもゴラッソですが、共通しているのはどちらも人々の記憶に鮮明に残る類のゴールだったということです。そもそも二人とも華があるので、選手の価値を押し上げることに一役買ったと思います。


それゆえ、誰でも選ばれる可能性があります。クラブの格やプレイヤーの格、そして男女も無関係です。実際、名前も聞いたことがないプレイヤーのゴールもノミネートされています。だからこそ、プスカシュ賞には夢がありますね。


ウディネーゼ所属ディナターレのダイレクトボレーは、対角線上のクロスをネットに蹴りこむインパクトのタイミングがあれ以上なく100%ジャストミートしてます。ボローニャ所属のコネのジャンピングボレーも教科書のお手本に載せれるくらい綺麗なものでした。そりゃドヤ顔になるのも分かります(笑)キーパーも完全にお手上げです。


女性プレイヤーだと、スカイブルーFC所属ヴァンナのバイシクルやリヨン所属のネシブのロングシュート、テクニックとパワーは男子顔負けのハイレベルなゴールでした。今回のノミネートが女子フットボールブームを世界的に燃え上がらせる良い着火剤になればと願います。なでしこでも技巧あふれる将来有望な若手は多いので、FIFAの目に留まる可能性は十分にありますよ。


どんなプレイよりもゴールは観る者のアドレナリンを全開にする特別なシーンですから、もちろん記録も大切ですが、やはり記憶に残るゴールを決められた選手はものすごく幸せだと思います。ずっと覚えていてもらえるわけですからね。


今回アーセナルはおろかプレミアからも一人も選ばれることがなかったのは残念ですが、2014年プスカシュではぜひともガナーズから、選ばれないほうがおかしいと言われるほどの超絶技巧がウィルシャーに続いて飛び出すのを期待しています。




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