このブログでは主観に基づく雑感がほとんどです。アーセナル9割、その他の話題で1割くらいです。そして、今一番やりたいことはエミレーツでの生観戦。毎日更新をできるだけ心がけています。試合がないときはアーセナル以外も取り上げます。

11/22/2013

v サウサンプトン (BPL) ~ブレイブハートを持つ者たち~ プレビュー

四年に一度のW杯行きの切符をかけた熾烈な各国代表戦で巻き起こった歓喜と絶望の落ち着きも覚めやらぬ中、明日からプレミアリーグが再開します。鬼のようなスケジュールは中三日で次から次に相手を代えて戦い抜かねばならない、ハードワークを越えた、もはや殺人的な連続バトルです。


間にはCLも組み込まれており、それはつまり強者の証。今季のプレミアリーグも中盤戦にさしかかろうとしている今、そろそろチーム間のパワーバランスも明確になってきています。再開初戦は圧倒的な盾を持つ3位サウサンプトン。さあ、蹴散らしていきましょう。

1stレグのマルセイユ戦でゴールを決めました

誰が一番強いのかをハッキリさせる必要があります。サウサンプトンの平均スタッツを確認すると、ボックス外からのシュートが四割を占めるため、セインツにとってはアウェーであることを考慮すると、明日の試合ではその傾向により拍車がかかると思います。


11試合消化時点で失点5という彼らの厚い壁を打ち破るには単発の攻撃よりも波状攻撃かと。実にアーセナル向きです。驚愕すぎて未だ記憶に新しいノリッチ戦のウィルシャーの得点など、プレミア随一のコンビネーションを誇るガナーズはサウサンプトンとは相性が良いという公式データがあり、にわかに期待を持たせてくれます。


さらにセインツの興味深いデータとして、80分から90分の試合の終盤も終盤の時間帯にかけて、彼らが記録した全ゴール数のおよそ30%があるということです。つまりリードしているからといって油断などできるわけもなく、1-0や2-1というスコアはいわば鬼門。


その証拠の一つに、第8節、ユナイテッドはあと残り一分堪えしのげば勝利を味わえたところを89分にイングランド代表のララナに同点弾を決められ、オールドトラフォードに詰め掛けた地元サポーターを大いに落胆させてしまいました。ここから学べるレッスンはきっとあるはずです。


無理やりドローに持ち込まれてしまうおそれもあり、気は抜けない対戦相手といえますね。言い換えればセインツの諦めの悪さは彼らの強力な武器の一つであるのかもしれません。イングランド選手がチームの軸である点と、かつてない好成績を継続している点で、強靭なメンタルと勝利への渇望の両方が兼備されているのは明白です。


今、彼らは間違いなく追い風の中にいます。彼らが優勝を狙う以上、首位アーセナルは絶対に撃破せねばいけない相手。避けては通れません。ただ、もちろんそれは我らがガナーズも同じことで、ここで3位を叩くことで、勝ち点22のまま追撃を振り払うことができ、2ゲーム差に持ち込めます。さらに、26日に行われるCLマルセイユ戦への弾みにもなります。


文字通り、矛対盾の対決です。アーセナルの攻撃陣にはテオが復帰すると予想されており、スカッドに入るとボスも明言しています。おそらく途中出場からになると思いますが、彼のスピードとスプリントで右サイドを疾走する姿を見せ付けてもらいましょう。きっとフットボールをすることに飢えているはずです。




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